About BENETEAU

BENETEAUのご紹介

History

歴史

ベネトウは1世紀以上にわたってボートを造ってきました。船大工ベンジャミン・ベネトウは、いかなる天候にも安心して航行できる船を求め、海が求める厳しい要求を満たすために、最高の船をつくるメーカーを創業しました。その情熱は、3世代目になるアネット・ルー・ベネトウ(現ベネトウグループ会長)においても、脈々と引き継がれております。

1884年…ベネトウの歴史が始まる

船大工のベンジャミン・ベネトウが頑強なトロール船を造るため、フランスのクロ-デ-ヴィエにベネトウ造船所を創設。同年、最初のベネトウのボートが進水しました。1930年代に、現社長のアネット・ルー・ベネトウの父親に事業が引き継がれました。

1964年…3世代目が成功を築く

1960年代に入って、現会長のアネット・ルー・ベネトウにベネトウの舵がわたされました。アネット・ルー・ベネトウと兄のアンドレ・ベネトウは、時代の流れと技術革新を求め、ファイバーグラスのセイリングヨットの開発をしていきました。1965年に初めて参加したパリのボートショーでは、ベネトウの長距離航海に適した確かな造船技術が大きな話題となりました。

1976年…栄光のFirstシリーズがはじまる

最初のFirstシリーズとして、アンドレ・モーリックによってデザインされたFirst30。このFirst30は、パリ・ボートショーでその年のボート・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、フィガロ・シングルハンドレースで優勝を勝ち取る栄誉も手にしました。

1986年…米国マリオンの工場創設

多くの成功と栄誉の中で、ベネトウは次なるプロダクション体制を構築するため、米国南カロライナのマリオンで工場を開設。この世界で最も進んだマリオン工場は、現在毎年何百艘ものヨットを生産しています。1990年8月には、1000艘めのヨットを進水させました。ベネトウが100年以上培った造船の伝統は、ベンジャミン・ベネトウの創業当時のその情熱とともに、3代目にいたった今でもかわらず引き継がれ、次の21 世紀へと継承されていきます。

1981年

アルゼンチンのアーキテクトのジャーマン・フレーズ氏がデザインしたファースト42が発売されました。レースでの活躍はもちろん、安定したセールボートとして高い評価を得ている素晴らしいボートです。

1982年

ベネトウは、ファースト・シリーズの成功によって、世界でのセールボート・ビルダーとしての確固たる地位を築きました。
特にファースト30は伝説のセールボートとなりました。

1984年

ベネトウは創立百周年を記念し、第二パリ証券取引所(現在はユーロネクストに移行)に上場しました。

1986年

ベネトウは、アメリカでの生産拠点として、サウスカロライナ州のマリオンに新しいプラントをオープンしました。

1987年

フィリップ・ブリアン氏により設計されたオセアニスが誕生しました。外洋航海のためにデザインされた船ですが、沿岸のクルージングももちろん充分に満喫いただける船に仕上がっています。二人の巨匠、デザイナーのフィリップ・シュターク氏およびアーキテクトのジーン・ベレー氏により、ファースト35.5がより高い性能をもちつつ美しく生まれ変わりました。

1992年

この年、ベネトウ社はビジネスを大きく拡張いたしました。
・ CNB社を獲得しました。同社は、1987年にディータ・ガスト氏によって作られ、大型アルミニウム製のヨット、ボート、高速旅客艇の製造に特化している特徴的な造船会社です。
・レルボーディエール(ノワルームティエ)のシャンテリーズ・ジャンドロン氏を迎え、商用の漁船の製造にも着手しました。

1994年

ベネトウは、アウトドアで素早く準備できる宿泊施設の標準ともいえるオハラ モビル ハウスの製造販売を開始しました。

1995年

ベネトウは、1963年にレ・ゼルビエでアンリ・ジャノー氏によって設立されたプレジャーボート造船所のジャノーを吸収しました。
また、この年、マイクロカー(免許不要の車両)および高級カタマラン艇のラグーンがグループに加わりました。

1997年

アンリ・ヴォキエ氏によって1965年に設立されたヴォキエ社がグループに加わりました。これにより、さらにセミカスタムオーダーのセールボートを建造をしていきます。

1999年

ベネトウ・グループは、ヨーロッパ・ヨット・ブロケージ(EYB)およびSGBファイナンスの2つの新しいサービス子会社を立ち上げました

2002年

ベネトウ・グループの新しい本社ビルを創業以来本社を置いているサン=ジル=クロワ=ド=ヴィに建築を始めました。

2004年

ベネトウは、サン=ジル=クロワ=ド=ヴィにおける120周年記念を祝いました。

2005年

ベネトウは、企業経営を取締役会と監督委員会にわけるスタイルに変更し、ベネトウ・ファウンデーションを設立しました。

2007年

この年、 IRM( Idéale Résidence Mobile )社をベネトウ・グープに迎え、レジャーハウス・ビジネスの拡大を図りました。

2008年

ベネトウ・グループでは、企業の継続的な発展のために、木造の新築住宅物件市場でのビジネスを拡大することを決定し、マイクロカー社およびヴォキエ社を売却しました。

2009年

大きなヨット(15メーター以上のパワーボート)の新しい市場に参入するためにモンテカルロ・ヨット社が子会社として設立されました。
最初のBHプラントがラ・シェーズ=ル=ヴィコントに建てられました。
この最新のプラントにはすべてにわたりに高い環境保全の基準を守る家造りをしており、年間600軒という高いの生産能力があります。
手頃な価格で高い環境基準を確保するこの木造住宅手法は、今後の建築の標準となっていくことでしょう。

2010年 BHが建築を開始しました。

この年の第一四半期中に4部屋タイプの7軒と3部屋タイプの7軒の住宅がレ・ゼルビエのヴァルデラ・ペリニエ地区に建てられました。
これらの家の消費エネルギーはBBCの低エネギー消費基準を満たしています。